0歳の絵本、どう選ぶ?
赤ちゃんとの初めての絵本時間。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ言葉を理解していませんが、視覚や聴覚を通じてたくさんの刺激を受け取っています。月齢ごとの発達に合わせた絵本を選ぶことで、親子の時間がより楽しく、豊かなものになります。
絵本っていつから読んだらいいのかな?どうやって読むといいのかな?と疑問に思っておられる方も多いのではないでしょうか。読み始める時期、読み方に決まりはありません。
この記事では、0〜6ヶ月と6ヶ月〜に分けて、それぞれにぴったりの絵本をご紹介します。赤ちゃんとの絵本時間を楽しんでみてくださいね!
〜6ヶ月|視覚・聴覚に働きかけるおすすめ絵本
■ この時期の発達
赤ちゃんは、白黒やコントラストの強い色に反応したり、音やリズムに興味を持ちはじめます。言葉というより「音」や「色」を楽しむ時期です。
■ おすすめ絵本
『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ)
「じゃあじゃあ」「びりびり」などの擬音がリズミカルで、赤ちゃんの反応も抜群。めくるだけで音の世界を楽しめます。
各ページ色が違って赤ちゃんの目にもとまりやすいなと思います。
『まるさんかくぞう』(及川 賢治)
図形+動物の組み合わせがユニークで、色もカラフル。赤ちゃんの視線をしっかり引きつけてくれます。
個人的に絵がかわいくて好きです。リズミカルにテンポよく読めるところもおすすめです!
『しましまぐるぐる』
赤ちゃんが見やすい模様やコントラストが特徴。最初の一冊としても人気があり、はじめての絵本にぴったりです。
しましまとぐるぐるが楽しい!色々なしましま・ぐるぐる、カラフルなイラストがあって大人も惹きつけられます。
6ヶ月〜|反応が豊かに!やりとりを楽しむ絵本
■ この時期の発達
笑顔や声を出す反応、手で触ろうとする動作が増えてくる時期です。繰り返しや「いないいないばあ」などのやりとり遊びが大好きになります。
■ おすすめ絵本
『いないいないばあ』(松谷みよ子)
世代を超えて愛されるロングセラー。シンプルながら、繰り返し読むたびに赤ちゃんの笑顔が見られます。
この絵本は0歳から持っておけば、長く読めるのでおすすめ!「いないいないばぁ」ブームがくると、だいすきな1冊となること間違いなし!
『くっついた』(三浦太郎)
読む人と赤ちゃんが「くっついた!」とスキンシップできる参加型絵本。一緒に遊びながら読めるのが魅力です。
繰り返し読むことで、「くっついた」のところが大好きになり、声を上げて喜んでくれたり、自分から絵本にあわせてスキンシップをとろうとしたりするので、そんな姿に大人はもうメロメロです!
『おつきさまこんばんは』(林明子)
夜の静かな時間にぴったり。優しい絵とことばで、寝かしつけの前にもおすすめの一冊です。
お月さまのにっこり笑顔、少し困ったお顔、色々な表情に注目!大人がおつきさまと同じ表情をして見せてあげるのもおすすめ!真似っこあそびをするようになると、きっとお子さんも表情を真似っこしてくれます。これがまたかわいい!
全月齢を通して楽しめる絵本
『だるまさん』シリーズ(かがくいひろし)
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊。ユーモアとリズムのあるシリーズ。何度読んでも笑えるので、長く楽しめます。
テンポよく、体を揺らしながら読むと子どもも一緒に楽しんでくれます。赤いだるまさんがとってもキュート!
お出かけにも持ち運びやすいボードブックもおすすめ!
『うたえほん』(つちだよしはる)
童謡を絵本で楽しめるシリーズ。大好きなお父さん・お母さんの歌声で自然と親子の時間があたたかくなります。
歌を歌ってあげたくても「あれ、歌詞なんだっけ」が解消する1冊です。まだ視力がはっきりしない赤ちゃんもお家の方の歌声で、安心感も生まれます。
📚この記事で紹介した絵本一覧
絵本タイトル | 月齢の目安 | 楽天リンク |
---|---|---|
じゃあじゃあびりびり | 〜6ヶ月 | 楽天で見る |
まるさんかくぞう | 〜6ヶ月 | 楽天で見る |
しましまぐるぐる | 〜6ヶ月 | 楽天で見る |
いないいないばあ | 6ヶ月〜 | 楽天で見る |
くっついた | 6ヶ月〜 | 楽天で見る |
おつきさまこんばんは | 6ヶ月〜 | 楽天で見る |
だるまさんシリーズ | 全月齢 | 楽天で見る |
うたえほん | 全月齢 | 楽天で見る |
まとめ|絵本は赤ちゃんとの大切なコミュニケーション
絵本は、読むというより「一緒に楽しむ」もの。『この月齢にはこの絵本』ときまりはありませんが、それぞれの発達に合った絵本を選ぶことで、赤ちゃんの成長を感じられる瞬間が増えていきます。そして1冊の絵本でも、成長によって反応も変わります。ぜひその時々の反応を楽しみながら、たくさん絵本とふれあってみてくださいね。
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