タイトルを見て「読んだことある!」という方も多いと思います。
小学校1年生の国語の教科書に掲載されているんですね〜
そんな懐かしいお話のレビューを今回はしていきたいと思います。

絵本の基本情報
タイトル 『ずーっとずっと だいすきだよ』
さく・え ハンス・ウィルヘルム
やく 久山 太市
出版社 評論社
対象年齢 年中頃〜
発行年 1988年11月
ページ数 32ページ
あらすじ
犬のエルフィーと男の子は小さな頃からずっと一緒。
毎日たくさん遊び、一緒に大きくなっていきました。
でも、エルフィーは男の子よりずっと早く歳をとってしまいます。
少しずつできないことが増えていき、ある朝とうとうお別れのときが訪れます。
深い悲しみに包まれながらも、男の子の心にはいつもエルフィーに伝えていた大切な言葉が残っていました。
その言葉とは───
「ずーっとずっと だいすきだよ」
大切な存在を想う気持ちと、毎日伝えることの大切さを教えてくれる、優しく心にのこる絵本です。
読んだ感想
子どもにたくさん「だいすき!」を伝えようと思いました。
一緒にいる時間は無限ではないし、二度と同じ時間はこない。
だからこそ、今そばにいる我が子に「だいすき」と伝えることはすごく大事なんだと気付かされます。
何気ない毎日や、小さなやり取りの中で、「愛してる」「大切だよ」って言葉にして伝える。
それがたとえお別れがきた後でも、心と心をつなげてくれるのだと、この絵本が教えてくれました。
その時その時を大切にしようと改めて感じています。
こんなお子さんへおすすめ!
ペットや大切な存在と暮らしている
命の大切さを子ども目線で伝えてくれます。
お別れを経験した、または控えている
気持ちを整理したり、安心感を得られるきっかけに。
「ありがとう」「だいすき」を言葉にすることが少し照れくさい
絵本のやり取りを通して、言葉にすることの大切さを感じることができます。
心が成長する年中さん〜小学校低学年くらい
思いやりや愛情を育てたい時期にぴったりです。
まとめ
いかがでしたか?
エルフィーはたくさん愛されて、「だいすき」と毎日言ってもらえて幸せでしたでしょうね。
『ずーっとずっとだいすきだよ』は愛する気持ちや別れの意味を優しく教えてくれる絵本です。
お子さんの成長にそっと寄り添ってくれる、温かい1冊ですのでぜひ親子で読んでみてくださいね!
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