夫に期待するのはもうやめようと、自分に意識を向けるようになった私は、
「そのうち夫婦関係も良くなるといいな」
と思っていました。
自分のやりたいことをしたり、子どもとの時間を大切にしたりすることで、私自身は少しずつ楽になっていきました。
だけど、夫婦関係が良くなることはありませんでした。むしろ、夫との溝は深まっていきました。
そこで気づいたのです。
自分に意識を向けることと、夫婦関係の問題に向き合うことは、別なのかもしれない。それまで避けていた夫婦問題にも
「この夫婦関係を、私はどうしたい?」
と問いかけてみることにしました。
今回は、自分の時間を大切にすることで、夫婦関係もいつか良くなると思っていた私が、避けていた夫婦問題に向き合ったことを書いてみたいと思います。
▼この記事は、私が自分を少しずつ取り戻していくまでを書いたシリーズです。順番に読みたい方はこちらにまとめています。

自分の時間を楽しめば、夫婦関係も変わると思っていた
夫がどうするかばかり考えていた私は、「自分はどうしたいか」までは考えていませんでした。
だけど、「私はどうしたい?」と問いかけて出てきた答えのひとつが、「子どもとの時間を大切にしたい」だったのです。
自分が楽しいと思うことや、子どもとやりたいことをして過ごす中で、私は少しずつ心が楽になっていくのを感じました。
自分の時間を楽しんで、リラックスしている自分。
「やりたい」と思ったことを、ひとつずつ試していく楽しさ。
それまで夫のことばかり考えていた私には、どちらもあまり感じられなかったものでした。
夫ではなく、自分に意識を向けるようになって、次第に夫婦関係についても、
「私が自分の時間を楽しめるようになれば、夫への不満も減って、そのうち夫婦関係も良くなるかもしれない」
と思うようになりました。
だけど、夫との溝は深まっていた
私は、以前より楽しく過ごせるようになりました。
だけど、夫との関係は良くなりませんでした。
会話も減るし、距離もできる。
私が自分の時間を持つことで否定的なことを言われることもあり、
「私、何か間違ったことしてる?」
と思うこともありました。
そのとき、
「自分の時間を楽しむこと」と「夫婦関係が良くなること」は別問題なんだな
と思ったのです。
▼自分に意識を向けるようになって、私は以前より楽になりました。だけど、それだけで夫婦関係の問題までなくなるわけではありませんでした。この頃、夫との距離が広がっていったことについては、こちらの記事に書いています。

夫婦のことにも「私はどうしたい?」と聞いてみた
私はこの夫婦関係について何とかしたいと思っていました。
だけど、夫婦関係そのものには、きちんと向き合っていませんでした。
なぜなら、私の中ではぼんやりと、もうその答えが出ていたからです。
その答えを認めてしまったら、何かを変えなければいけなくなりそうでした。
今までの生活を変えることになるかもしれない。
子どものことや、お金のこと、これからの生活のことも考えなければいけない。
だから私は、「私はどうしたい?」と自分に問いかけるようになってからも、夫婦関係についてだけは、きちんと答えを出すことを避けていたのだと思います。
だけど、自分の時間を楽しんでいても、夫婦関係の問題が良くなることはありませんでした。
だから今度は、そこから目をそらさずに自分に聞いてみました。
「私は、この夫婦関係をどうしたい?」
そう尋ねたとき、出てきた答えは、
「夫婦関係を良くしたい」
でも、
「ずっと一緒にいたい」
でもありませんでした。
「離れたい」
それが、そのときの私の答えでした。
「離れたい」と分かっても、すぐには動けなかった
「離れたい」とわかっても、
「本当にこれでいいの?」
と、すぐには動き出せませんでした。
私の収入だけで生活できる?
住むところはどうする?実家に戻る?それとも、子どもの学校に合わせて今の地域で探す?
子どもには何と伝える?
別居するの?離婚するの?
「離れたい」という自分の気持ちはわかりました。
だけど、その気持ちだけで生活を変えられるわけではありません。
考えなければいけないことが一気に現実になって、私は「自分で決めて、本当にやっていけるのかな」と不安になりました。
だから、答えが出たからといって、すぐに動き出せたわけではありません。
だけど、一度「離れたい」という自分の本音に気づいたら、もうその気持ちをなかったことにはできませんでした。
すぐに全部を決めなくてもいい。
「今の私にできることから向き合ってみよう」
そう決めて、一つずつ考えながら動き始めました。
そして最終的に、私は夫と別居することを選びました。
自分を大切にすることは、見たくない気持ちにも向き合うことだった
「私はどうしたい?」と問いかけるようになって、私は少しずつ、自分を大切にする感覚を持てるようになっていました。
好きなことをする。
自分の時間を楽しむ。
子どもとの時間を大切にする。
だけど、自分を大切にすることは、それだけではありませんでした。
「私はどうしたい?」の答えは、いつも嬉しいものや、簡単に行動に移せるものとは限りません。
ときには私のように、答えを知るのが怖くて、向き合うことを避けたくなる問いもあると思います。
私にとって、それが
「この夫婦関係を、私はどうしたい?」
でした。
私の答えは「離れたい」でしたが、同じ問いを自分にしたからといって、みんな同じ答えになるわけではありません。
そして、どんな答えが出ても、すぐに行動に移せるとは限りません。
それでも、自分から出てきた本音を、なかったことにはしない。
好きなことをしたり、自分の時間を楽しんだりすることだけではなく、見たくない自分の気持ちにも目を向けること。

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