私は夫と話し合うたびに、「私の気持ちをわかってほしい」と思っていました。
どう伝えたらわかってくれるんだろう。
そう考えて何度も伝え方を変えてきたけど、結局わかってもらえず、ただ疲れてしまうことも。
そんな私が、離婚に向けて話し合うことになりました。
だけど今回は、「わかってほしい」ではなく、「私はこの話し合いで何をしたい?」と考えてから話すことにしたのです。
今回は、「わかってほしい」を目的にしなくなったことで、夫との話し合いがどう変わったのかを書いてみたいと思います。
以前の私は、話し合うたびに「わかってほしい」と思っていた
以前から私は、夫に「この気持ちをわかってほしい」と思っていました。
だから、伝え方を変えたり、何度も説明したりして、「今度こそわかってくれるかも」と期待していたのです。
だけど、思うように伝わることはなく、話し合うたびに自分の心が消耗していきました。
どうしたらわかってもらえるんだろう。
どう伝えたら理解してもらえるんだろう。
私にとって夫との話し合いは、いつの間にか「何かを決めるため」よりも、「私の気持ちをわかってもらうため」のものになっていたのだと思います。
▼夫から離婚を提案され、「私はどうしたい?」と考えて自分も離婚すると決めるまでのことはこちらに書いています。

公正証書を作るとき、目的をひとつに決めた
そんな私が、離婚に向けて夫と話し合うことになりました。
離婚には応じる。
だけど、夫に言われるがままにはなりたくない。
私は必要な条件をそろえて離婚する。
そう決めました。
今後の生活のことを考えて、必要なことはきちんと決めておきたいと思ったのです。
そのためには、夫との話し合いが必要でした。
だけど今回は、
「私は、この話し合いで何をしたい?」
と考えました。
私がしたいのは、夫に気持ちをわかってもらうことじゃない。
離婚後の生活に必要なことを、きちんと決めること。
それを、今回の話し合いの目的にすることにしました。
「わかってほしい」を目的にせず、必要なことだけ伝えた
公正証書についてのやり取りは、記録が残るように基本的にメールやLINEで行いました。
そして私が意識していたのは、「わかってほしい」を目的にしないことでした。
話し合いの中で、私が「私はこう思う」と伝えたことに対して、
「そんなこと言うなら、公正証書は作らない」
と言われたこともありました。
もちろん、私はイラっとしました。
以前の私ならそこで、なんとか自分の気持ちをわかってもらおうとするか、「そう言うなら」と諦めていたことでしょう。
だけど、そこで「なんでそんなこと言うの?」と感情をぶつけても、「そう言うなら」と諦めても、私がしたいことには近づきません。
私がしたいのは、夫に私の気持ちをわかってもらうことではなく、離婚後に必要なことを決めること。
だから、自分がそう考えた理由を伝えて、
「あなたはそう思うのですね」
「私はこう思います」
「では、どうしますか」
と、必要なことに話を戻すようにしました。
「わかってほしい」を目的にしないだけで、以前よりも淡々と話を進めることができました。
相手の言葉に何も感じなくなったわけではありません。
さっきのように、イラっとすることもありました。
だけど、その感情を相手に理解してもらうことと、今決めなければならないことは別の話。
そう分けて考えることで、話し合いの目的に戻れるようになったのです。
「わかってほしい」ではなく、「必要な条件をそろえて離婚する」。
その目的があったから、私は必要なことを最後まで詰めることを諦めませんでした。
相手にどう受け取られるかより、「私は何をしたい?」に戻る
「わかってほしい」と思うことが悪いわけではありません。
でも、話し合う時に一度、
「私は、この話し合いで何をしたい?」
と考えてみる。
「気持ちを伝えたい」のか、「何かを決めたい」のか。
自分が話し合いに何を求めているのかが見えてきます。
私はそれを考えるようになってから、相手がどう受け取ったかではなく、「自分がしたかったことをできたか」に目を向けられるようになりました。
相手に「わかってもらうこと」を目的にしなくなったことで、夫との話し合い方も変わっていったのだと思います。
▼この記事は、私が自分を少しずつ取り戻していくまでを書いたシリーズです。順番に読みたい方はこちらにまとめています。


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